インプラントの失敗と対策 10年保証

目次

ストローマンインプラント 1本 総額275,000円(税込)

※上部構造込み

インプラント治療は歯を失った方にとって有効な選択肢ですが、他の医療と同様に失敗やトラブルが起こる可能性はゼロではありません。横浜・戸塚の戸塚駅前内藤歯科では、20年以上のインプラント治療経験をもとに、失敗を未然に防ぐための取り組みを行っています。

この記事では、インプラント治療で実際に起こりうる失敗例と、当院がどのように対策しているかを詳しくご説明します。

インプラント治療でよくある失敗例

インプラント治療でよくある失敗例

インプラント治療における失敗は、大きく分けて5つのパターンに分類されます。それぞれの原因と症状を理解しておくことで、治療を受ける際の不安を軽減できます。

手術時の失敗

インプラント手術では、骨の状態や神経の位置を正確に把握しないまま処置を進めると、重大なトラブルにつながる可能性があります。

増骨手術の失敗

上顎の奥歯部分は、3~4割程度の方で骨の厚みが不足しています。そのため、サイナスリフトやソケットリフト、GBRといった増骨手術が必要になるケースがあります。しかし、これらの手術は手技が複雑で感染リスクも高く、インプラント治療の失敗の多くはこの増骨手術に起因しています。 当院では、骨量が十分にある方に限定してインプラント治療を行う方針をとっているため、全身麻酔が必要な大きい手術は行っておりません。

下歯槽神経の損傷

下顎の奥歯にインプラントを埋入する際、下歯槽管という神経と血管が通る部分をドリルで損傷してしまうと、出血や知覚麻痺が起こります。2007年には東京でドリリング時の出血による死亡事故も発生し、インプラントに対する不安が広がるきっかけとなりました。 当院ではCTで骨の形態を0.1mm単位で把握し、下歯槽神経まで最低でも2mm以上の余裕を持たせた計画を立てます。最も短いインプラントでも8mmの長さがあるため、下歯槽管までの距離が10mm未満の方には手術をお勧めしていません。

上顎洞へのインプラント迷入

上顎の奥歯部分には上顎洞という空洞があり、この空洞が大きい方は骨の厚みが不足します。薄い骨に無理にインプラントを入れると、ちょっとした衝撃でインプラントが上顎洞に入り込んでしまい、取り出しが困難になります。 当院ではCTで上顎洞までの距離を測定し、最も短い8mmのインプラントでも上顎洞に届かない方のみ手術を行っています。過去に上顎洞迷入の事例は一度もありません。

インテグレーション(骨結合)の失敗

インプラント手術後、インプラントと骨がしっかり結合することを「インテグレーション」といいます。当院では手術後3ヶ月待ちますが、100本中約3本はインテグレーションしないというデータがあります。これは現在のインプラント治療において妥当な数字です。 インテグレーションの失敗の多くは、術後数週間で違和感を感じ、確認すると大きな動揺があって発覚します。抜けてくる際は痛みもほとんどなく、出血も少ない傾向にあります。 原因の多くは、ドリルで開けた穴から固定したインプラントが動いてしまい、隙間に唾液が入って感染を起こすパターンです。 当院では平成27年~30年の間に1,850本のストローマンインプラントを埋入しましたが、55本がインテグレーションしませんでした。確率にすると2.97%で、「30本埋入して1本くっつかない確率」とご説明しています。 インテグレーションしなかった場合は、数ヶ月待ってから再手術するか、すぐに再手術するかを判断します。治療費の追加はありません。再手術の成功率も97%ですので、何度も失敗する確率は非常に低くなります。

人工歯の不具合

インプラント本体が成功しても、上に装着する人工歯に問題があると日常生活に支障をきたします。 よくあるトラブルとしては、噛み合わせが悪い、頬の肉や舌を噛んでしまう、発音がしづらい、食べ物が詰まる、前歯の形や色が合わないといった症状です。 当院では、まずプラスチックの試し歯をコンピューター上のCADで設計して削り出し、患者様に数日間使用していただきます。使用中に問題があれば、お話を伺って2代目の試し歯を製作し、再び装着して確認します。 患者様からOKをいただいてから、その形態で本歯のジルコニア人工歯を製作しますので、イメージ通りの理想的な仕上がりになります。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎

インプラント治療における最大の敵がインプラント周囲炎です。手術後数年経ってから、インプラント周囲の歯肉が腫れたり骨が溶けたりする疾患で、進行すると最終的にはインプラントが抜けてしまいます。 インプラント周囲炎は歯肉から始まります。歯肉と人工歯が少し剥がれてポケットが生まれ、軽い歯肉炎と出血が見られますが、自覚症状はほとんどありません。このポケットに細菌が溜まりやすくなり、徐々に歯肉の炎症から骨の炎症へと発展していきます。 進行すると歯肉の腫れが自覚できるようになり、深いポケットが細菌の隠れ家となります。さらに進むと排膿し、歯ブラシをかけると出血する日もあれば治まる日もあるという状態になります。 末期になると咬合痛が生じ、インプラントが揺れてきます。ここまで進行するには数年かかりますが、痛みは少ないことが多いため、気づきにくいのが特徴です。 ストローマンインプラントが10年以内にインプラント周囲炎を発症する確率は1.8%です。当院でもこの程度のインプラント周囲炎が発生しています。 一方、ストローマンインプラントの10年生存率は98.8%です。つまり100本入れたインプラントのうち1本か2本は10年後までに抜けてくるという確率になります。 参考までに、メタルブリッジの10年生存率は31.9%です。メタルブリッジを入れて10年後、口腔内に残っているのは3割程度で、7割は何らかの理由でなくなっています。比較すると、インプラントは長持ちする確率が非常に高いと言えます。

人工歯の破損・スクリューの緩み

従来よく使用されていたメタルボンドの人工歯は、長期間使用すると破折が多く見られます。当院ではすべてジルコニアで人工歯を製作しています。 また、数年に一度、人工歯を固定しているスクリューが緩んで人工歯が動揺することがあります。当院ではスクリューリテイン方式を採用していますので、その場合はご来院いただきスクリューを締め直せばすぐに治ります。

当院がインプラントの失敗を防ぐために行っていること

当院がインプラントの失敗を防ぐために行っていること

横浜・戸塚の戸塚駅前内藤歯科では、インプラント治療における失敗を未然に防ぐため、以下のような取り組みを徹底しています。

CTによる精密診断とシミュレーション

CTで3次元的な骨の形態を正確に把握し、0.1mm単位でのプランニングを行います。下歯槽神経までの距離や上顎洞までの距離を正確に測定し、安全に2mm以上の余裕を持たせた計画を立てます。

骨量が十分な方に限定した手術

下歯槽神経までの距離が15mm、20mmといった余裕があり、かつ骨幅も10mm、15mmなど余裕がある方にのみインプラント治療をお勧めしています。神経や上顎洞への損傷リスクを極限まで下げた治療方針です。

試し歯による形態確認

プラスチックの試し歯を製作し、患者様に装着して数日間使用していただきます。問題があれば2代目の試し歯を製作し、患者様からOKをいただいてから本歯の製作を開始します。イメージ通りの理想的な人工歯ができあがります。

ストローマンインプラントのみ使用

当院ではストローマンインプラントのみを使用しています。ストローマンインプラントは第三者機関であるITIが追跡調査を行っており、信頼性の高いデータがオープンになっている数少ないメーカーです。しっかりとした学術的根拠(エビデンス)を持っているインプラントメーカーを選ぶことが、長期的な成功につながります。

スクリューリテイン方式の採用

人工歯とインプラントを接着剤で固定するのではなく、スクリューで固定する方法(スクリューリテイン)を採用しています。早期のインプラント周囲炎が起きた場合、人工歯を外して清掃がしやすいため、治療に有利に働きます。また、セメントの残渣が起こらないため、プラークが溜まりにくくなります。

インプラント周囲炎を防ぐ定期メインテナンス

インプラント周囲炎を防ぐ定期メインテナンス

インプラント周囲炎にならなければ、インプラントは長持ちします。予防には定期的なメインテナンスが欠かせません。

3~6ヶ月ごとのクリーニング

インプラント周囲炎の予防には、3~6ヶ月に一度の歯科医院でのクリーニングが大切です。普段ご自身では取りきれないプラークを歯科衛生士に取ってもらいましょう。 なぜ歯を失ったのか、振り返ってみてください。磨ききれなかったからです。その後、磨き方を変えたでしょうか。ほとんどの方が変えていないでしょう。するとインプラントの周囲にはプラークが付きます。するとインプラント周囲炎になります。これがインプラントが長持ちしない最大の理由です。

歯科衛生士による専門ケア

インプラント周囲炎になる前に、歯科衛生士にプラークや歯石を取ってもらってください。第三者の目から見て取らないと、プラークは取りきれません。ご自身で頑張って磨いたつもりでも、同じところばかりを磨いているだけで、プラークを落とせないところはずっとプラークが溜まっているわけです。 最低半年に一度は、クリーニングにいらしてください。

当院の10年保証制度

当院の10年保証制度

横浜・戸塚の戸塚駅前内藤歯科では、インプラント治療に10年保証をお付けしています。

保証内容

治療終了日から10年以内にインプラントがインプラント周囲炎に罹患し、インプラントを撤去せざるを得なくなった場合は、無料で再手術からやり直させていただきます。 治療終了日から10年以内に人工歯に破損、変色などの不備があった場合、修正や再製を無料にて行います。

保証条件

最低でも半年に一度のクリーニングとインプラント周囲のチェックを当院にて受けていただくことが条件となります。何のご連絡もなく最終来院日より365日経過した場合、10年保証は無効となります。 また、重度の糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患が明らかな原因でインプラントが抜けてきた場合、事故や転倒などによる異常な外力が原因でインプラントが抜けてきた場合は、保証の対象外となります。

インプラントパスポートの発行

インプラントパスポートの発行

ストローマン社のインプラントパスポートというカードもお渡しします。これは患者様の治療に使ったインプラントやアバットメントに関する記録(製品名、製品番号、ロット番号)などの情報が記載されています。 ストローマン社のホームページの製品確認ツールに製品番号を入力いただくと、間違いなく正規品であることが患者様ご自身によってご確認いただけます。 また、お引越しなど患者様の事情により、当院で入れたインプラントを他院にて治療しなくてはならなくなったとき、このパスポートを提示していただければ治療の引き継ぎがスムーズに行きます。 他院で入れたインプラントにトラブルがあり来院される方の多くは、メーカーすらご存知ない方が多いのです。インプラントは実はメーカーごとにネジ山に合うドライバーの形が異なるため、外せないし締められないしとても困ることがあります。インプラントパスポートをお持ちなら、そのようなことはなく安心していただけます。

横浜・戸塚でインプラント治療をお考えの方へ

インプラント治療には失敗のリスクが伴いますが、適切な診断と治療計画、そして術後のメインテナンスによって、そのリスクを最小限に抑えることができます。 横浜・戸塚の内藤歯科では、20年以上のインプラント治療経験をもとに、CTによる精密診断、骨量が十分な方に限定した手術、ストローマンインプラントのみ使用、10年保証制度など、安心してインプラント治療を受けていただける体制を整えています。 戸塚駅から徒歩1分、横浜駅から約12分とアクセスも良好です。インプラント治療をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

医療法人社団横浜歯友会
戸塚駅前内藤歯科

tel. 045-443-6014

休診日・矯正の日はお電話での対応をしておりません。

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神奈川県横浜市戸塚区戸塚町13 ラピス戸塚3 7F

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※=矯正は月1回、午後は14:00-17:00
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