当院のHPにようこそ
患者様の要求するレベルまでは技術を尽くしますが、患者様が求めないところを過度にやり過ぎないように気をつけています。
このくらいでいいというのが人によって違うので、その方とよく話し合って適度な落とし所を考えて、患者様に十分に確認してから治療を開始するようにしています。
一男二女の父親、趣味はゴルフとジム
医療法人横浜歯友会理事長
内藤 克仁(ないとう かつひと)
スタッフ紹介
当院のHPにようこそ
患者様の要求するレベルまでは技術を尽くしますが、患者様が求めないところを過度にやり過ぎないように気をつけています。
このくらいでいいというのが人によって違うので、その方とよく話し合って適度な落とし所を考えて、患者様に十分に確認してから治療を開始するようにしています。
一男二女の父親、趣味はゴルフとジム
医療法人横浜歯友会理事長
内藤 克仁(ないとう かつひと)
インプラントは異物感のある入れ歯から解放してくれ、人生を豊かにしてくれる大変画期的な治療法だと思いますし、私自身も自分が歯を失ったらインプラントにしたいと思っています。私の母や叔母にもインプラント治療をすすめ、良好な経過を経ており喜んでくれています。
しかし、私はインプラント治療を平成14年から始めましたが、ある開業医の勤務医時代も含め、始めの6年間は正直な話、失敗症例を何症例か経験いたしました。もちろんそのような方には誠意を持ってやり直しをさせていただきました。それと同時に、オーソドックスな方法で行ったはずがどうしてだろうと反省をいたしました。もう失敗するまいと、なるべく多くの他の先生の失敗症例を学ぶべく講習会に参加したり、話を聞いたりして、失敗症例のパターンを徹底的に分析いたしました。
それらの経験から、現在私のインプラント治療の考え方には大きな特徴が3つあります。インプラント自体は肯定しつつも、以下の3点は気をつけなくてはと思っていることでもあります。
骨に幅がない、もしくは厚みがない場合、失敗しやすい症例には手を出さないというのが1つの答えだと思います。失敗症例の半分以上が造骨手術の症例で起こっております。これはもはや、インプラント自体の問題ではなく、造骨手術の問題と考えております。よって私は骨が少ない部分に人工骨粉をおいて、新たな骨を作るという造骨手術に関して否定的に考えております。造骨手術のテクニックレベルがインプラント手術の腕の見せ所という、業界の流れがありますが、個人的には疑問に思っています。
骨の多い方へのインプラントは、まず失敗しません。難症例と呼ばれる症例には、あえておすすめしないことに自信を持っております。
従来の型取りをして石膏模型上で歯科技工士が製作するという、職人的な工芸的な人工歯製作法に適合の限界を感じ、デジタルCADCAMでの工業的なジルコニア加工に可能性を感じて人工歯製作工程をすべて一新いたしました。現在は院内に3D LABOを設立し、当院の患者様のジルコニア人工歯は全てそこで製作しており、全工程を監修しているため、私が理想とする人工歯が効率よく製作できております。
現在、HP製作、診断、手術、人工歯製作までを私1人で行っております。どれも大切な工程なので、強いこだわりがあり、他人に任せる気にはなれません。他の歯科医師を雇って労務管理をしたり、教育をしたりするのが好きではありませんし、その分患者様と接する時間にしたいと考えています。私の目指す方向は大型法人の経営者ではなく、体力が続く限り、診療に情熱を燃やし続ける一職人でいたいと考えています。
平成8年頃、私がまだ歯学部の学生時代の話です。実はテレビでその存在を知りました。歯科医師がインプラントの手術をして、元の歯のように噛むことができる患者様の取材を見て感動した記憶があります。歯の欠損治療は需要もあり期待されている分野になるだろうと、10年後、20年後には入れ歯になりかわり、インプラントこそ欠損歯治療の常識になっているだろうと思いました。歯の構造と唯一似ている治療法であるインプラントに将来性を直感し、いつかは自分もこの方向で生きていこうと夢を見ました。歯茎の上に乗せるだけの入れ歯の構造は、骨の中に植立している歯の構造とは全く異なるし、他の歯を削ってしまうブリッジもいいものとは思えませんでした。
「革新的技術が生まれた時、保守派は足りない点を見て嘆き、革新派はその優れた点を見て夢を抱く。(孫正義)」とは私の好きな格言です。
確かに20代前半の私はこのインプラントという革新的技術に夢を抱いた一人でした。
しかし、当時、歯学部ではインプラントはほとんど教えていませんでした。学生時代にインプラントの実物すら見ることもなく卒業しました。インプラントに実際に触れたのは横浜で勤務医として修行をしていた時期で、5年間基礎を学びました。