インプラントは歯周病菌を少なくしてから

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インプラント治療を検討されている方にとって、「本当に長く使えるのか」「トラブルなく過ごせるのか」という不安は大きいものです。横浜・戸塚の横浜歯友会では、インプラント治療を成功させるために、手術前に歯周病菌の状態をしっかり確認することを重視しています。

当院では、ストローマンインプラント 1本 総額275,000円(税込・上部構造込)で治療を提供しており、さらに10年保証でアフターケアまで対応しています。横浜でインプラント治療20年以上の実績を持つ当院だからこそ、術前の細菌検査にこだわり、長期的に安心してお使いいただける治療を目指しています。

戸塚駅から徒歩1分、横浜駅からも約12分とアクセスも良好です。CT・専用オペ室・回復室を完備し、安全な環境で治療を受けていただけます。

インプラントが抜けてしまう理由

インプラントは、手術で埋め込んでから3ヶ月ほど経つと骨としっかり結合します。通常であれば、何十年経っても抜けることはありません。しかし現実には、10年以内に100本中1〜2本ほどが抜けてしまうことがあります。その主な理由は2つです。

歯ぎしり

1つ目は歯ぎしりです。自分自身の咬合力によって、インプラントを支える骨が溶けてしまい、抜けてくることがあります。特に力のかかりやすい奥歯の1本インプラントで起こりやすい現象です。

この問題については、通常よりも長くて太いインプラントを使用することで、骨との結合面積を増やし、ほぼ解決できます。当院では患者さんの咬み合わせや骨の状態を丁寧に診査し、最適なインプラントをご提案しています。

インプラント周囲炎

2つ目が、インプラント最大の敵である「インプラント周囲炎」です。これは、お口の中にいる細菌によってインプラントの周りが感染を起こし、支える骨が溶けてしまうトラブルです。

ストローマンインプラントの手術後10年で、100本中3本ほどの割合でインプラント周囲炎が起こるという報告があります(スイス・ベルン大学調べ)。インプラント周囲炎になったからといってすぐに抜けるわけではありませんが、5年、10年と長い時間をかけてゆっくりと骨が溶けていきます。

残念ながら、発症したインプラント周囲炎を確実に止める方法は、現在のところ確立されていません。だからこそ、予防が何よりも重要になります。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とレッドコンプレックス

インプラント周囲炎とレッドコンプレックス

インプラント周囲炎は、歯周病によく似た仕組みで進行します。歯周病菌の中でも、特にたちの悪い3種類の細菌が存在しています。それが、Pg菌、Tf菌、Td菌で、これらをまとめて「レッドコンプレックス」と呼びます。

このレッドコンプレックスを持っている方、特にPg菌(歯周病菌の王様とも呼ばれる)の中でもPg菌2型がお口の中にいる方は、歯周病が急激に進むことが知られています。

30代や40代前半の若い方で、あちこちの歯がグラグラして噛めないといった急激なタイプの歯周病の方には、レッドコンプレックスがいることがほとんどです。一方、60代後半で部分的に歯が揺れてくるようなゆっくり進行するタイプの歯周病とは、意味合いが違ってきます。

急激に進むタイプの歯周病の方にインプラントを入れてしまうと、インプラント周囲炎のリスクは当然高くなります。そのため当院では、インプラント治療を受ける前に、必ず細菌検査を受けていただいています。

当院のインプラント術前検査(PCR検査)

当院のインプラント術前検査

最近では、インプラント手術をする前にレッドコンプレックスがいるかいないかを検査すべきという考え方が、インプラント業界の中で広まってきています。当院でも、令和5年9月より、インプラントの術前検査にレッドコンプレックス3種類のPCR検査を受けていただく方針としました。

患者さんのお口からプラークを採取し、院内のPCR検査機(オルコア)で検査・診断いたします。当院はPCR検査機を3台揃えている、横浜でも数少ない医院です。

レッドコンプレックスが問題ない量であれば、インプラント手術を行います。しかしレッドコンプレックスが多い場合は、投薬(歯周内科治療)を行い、レッドコンプレックスを減らす治療を進めます。

歯が抜けたから、すぐにインプラントを入れるという従来の安直な考え方では、インプラント周囲炎になる確率を下げられません。安心してインプラント治療を受けていただくために、横浜歯友会では術前のPCR検査を必須としています。

PCR検査費用:16,500円(自由診療)

歯周内科について

歯周内科治療は位相差顕微鏡検査・リアルタイムPCR検査で、お口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、動画管理システムに記録しそれらの微生物に感受性のある薬剤を選択し、微生物叢を非常に綺麗な状態に改善することで歯周病を内科的に治す治療方法です。

治療前の非常に汚れた微生物叢が治療後は非常に短期間で綺麗に改善し、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があることが知られています。

また、はっきりと自覚できる程、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。以前は、長時間歯磨きや外科治療によって1~2年の治療期間でそのような綺麗な微生物叢を獲得していたのです。

微生物叢が改善されたら、歯石を除去します。その場合も、微生物叢が改善されていると、冷たいものがしみるというような症状が非常に少なくなることが知られています。(なお、前歯においては短期間で歯茎が縮むので歯が伸びたような感覚が生じることがあります。そのような場合には残念ながら通常の治療では 元々骨が溶けている状態ですので改善は難しいようです。その場合は特殊な審美外科を行う必要があるかもしれません。

国際歯周内科研究会HPより引用 ≫

歯周内科治療でレッドコンプレックスを減少させる

PCR検査によってレッドコンプレックスが多いという診断を受けた方は、インプラント治療を諦めていただくか、歯周内科治療を受けていただくことになります。当院調べでは、約3割の方がPCR検査で陽性反応が出てます。

歯周内科治療は、薬によってレッドコンプレックスを減少させ、問題のない量に抑える治療法です。位相差顕微鏡検査・リアルタイムPCR検査で、お口の中に感染している細菌・真菌・原虫などを特定し、それらの微生物に効果のある薬剤を選択します。

治療の流れは、抗生物質の服用、真菌薬での歯磨き、マウスピースの中に薬剤を入れて歯に装着して消毒するなどのメニューを、約1ヶ月程度ご自宅にて行っていただきます。

歯周内科治療が終わったら、再度PCR検査(16,500円)を行い、効果を確認いたします。横浜歯友会では、この流れがインプラント周囲炎の発症確率を下げるために必要な検査・治療法だと考えております。

歯周内科治療費用:66,000円(自由診療)

治療内容

  • 位相差顕微鏡検査、リアルタイムPCR法による歯周病菌の検査診断後の投薬
  • 位相差顕微鏡検査による除菌確認
  • 歯周ポケット検査・歯石とり(患者さんによって回数は異なります)
  • 位相差顕微鏡検査・リアルタイムPCR検査・歯周ポケット検査(再評価)

治療後のメインテナンスと再感染予防

治療後のメインテナンスと再感染予防

歯周病が治ったら、再感染に気をつけることが大切です。回し飲み、回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどで感染しますので、ご家族と一緒に治療を受けられることをおすすめします。

また、ご自宅でのケアも重要です。お口の中が清潔であれば、歯周病菌が感染する可能性は低くなります。毎日の歯磨きが欠かせません。横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科では、歯科衛生士による丁寧なブラッシング指導を行っております。

ご自身で磨けない部分が必ずありますので、定期的に歯科医院での歯のクリーニングを受けていただきたいです。また、1年に1度は再感染の状態がないか、リアルタイムPCR検査を受けることをおすすめいたします。

横浜・戸塚でインプラント治療をお考えの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。安心・安全な治療環境で、長く使えるインプラントをご提供いたします。

医療法人社団横浜歯友会
戸塚駅前内藤歯科

tel. 045-443-6014

休診日・矯正の日はお電話での対応をしておりません。

〒244-0003
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町13 ラピス戸塚3 7F

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横浜市営地下鉄ブルーライン 戸塚駅 徒歩1分
JR横浜駅から約12分

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9:00~13:00
14:30~19:00
▲=土曜午後は17:00まで 
■=不定期診療、午後は14:00-17:00
※=矯正は月1回、午後は14:00-17:00
休診日:木曜(不定期)・日曜・祝日
最終受付は診療終了時刻の45分前まで