【横浜】インプラントメーカーの選び方|ストローマンの特徴も解説

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横浜のインプラント・歯科 戸塚駅前内藤歯科コラム

【横浜】インプラントメーカーの選び方|ストローマンの特徴も解説

【横浜】インプラントメーカーの選び方|ストローマンの特徴も解説

【横浜】インプラントメーカー選びとストローマンの特徴について解説

インプラント治療を検討している方にとって、使用するメーカーの選定は、治療の品質や長期的な機能維持に大きく影響します。

インプラントとは、歯を失った部分に専用の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。

戸塚駅前内藤歯科は、神奈川県横浜市を拠点に、ストローマン社製のインプラントを採用しています。精密な院内デジタル技工と、できるだけ歯肉を切開しないフラップレス手術を組み合わせ、患者様の状態に合わせた治療を行っています。

こちらでは、インプラントにおけるメーカー選びの重要性、メーカーによる違い、そしてストローマン製インプラントの特徴について解説します。

戸塚駅前内藤歯科のインプラント治療について

戸塚駅前内藤歯科は、神奈川県横浜市を拠点に、患者様の口腔状態に合わせたインプラント治療を行っています。

ストローマン社製のインプラントを採用し、精密な院内デジタル技工や、できるだけ歯肉を切開しないフラップレス手術など、身体への負担に配慮した治療を心がけています。

治療前には、使用するメーカーや治療法、リスクについて丁寧に説明を行い、ご納得いただいたうえで治療を進めます。

長期的な機能維持と快適な噛み心地を目指し、適切な治療をご提案しています。

インプラント治療におけるメーカー選びの重要性

インプラント治療におけるメーカー選びの重要性

インプラント治療は、あごの骨に埋め込む「インプラント体」、それを支える「アバットメント」、そして上に装着する「人工歯(上部構造)」の3つで構成されています。

メーカーごとに構造設計や素材、加工技術が異なり、こうした違いが骨とのなじみ方や噛み心地、治療後の安定性に大きく関わります。

こちらでは、メーカー選びが治療の結果や長期的な維持にどのように関わるのかを、主な観点から解説します。

構造設計と骨との結合性

メーカーごとに、インプラント体の形状や表面加工の技術が異なります。

形状や加工方法の違いは、骨との結合のスピードや治癒の過程に影響し、埋入後の安定性に関わります。

互換性とパーツ供給

インプラントは一度埋入したら終わりではなく、定期的なメンテナンスが必要です。

パーツ供給体制が整っているメーカーでは、破損や摩耗への対応、数年後の修理や交換にも柔軟に対応できるため、長く使い続けるうえでの信頼性が高まります。

臨床データと製品の実績

メーカーによっては、長期にわたる臨床試験の結果や学術研究の成果を公開しています。臨床データが豊富な製品は、使用実績が多く、治療を検討する際の参考資料として活用しやすくなります。

使用するメーカーの選定は、治療後の安定性や将来的な維持管理に大きく関わります。

構造設計や素材、加工技術の違いは、骨との結合や噛み合わせ、治癒の経過に影響を与えるため、自分にあったメーカーを選ぶことが、長期的に安定した治療結果につながります。

インプラントの種類とそれぞれの特徴

インプラントの種類とそれぞれの特徴

インプラントには、形状・素材・表面処理など、いくつかの種類があり、それぞれの違いが治療の安定性や長期的な維持に関わります。

以下では、主な種類と特徴について一般的な観点から解説します。

形状の違い

インプラントの形には、主に「スクリュータイプ(ネジ型)」と「シリンダータイプ(円筒形)」の2種類があります。

スクリュータイプ(ネジ型)

インプラント体の表面にネジ状の溝があるタイプです。

骨としっかり噛み合うため初期固定が得やすく、治療直後から安定しやすいのが特徴です。現在のインプラント治療では最も多く採用されています。

シリンダータイプ(円筒形)

表面が滑らかな円筒状のタイプで、骨に均一に圧力がかかる構造です。

幅広い症例に対応しやすい反面、初期固定の強度はスクリュータイプに比べてやや劣ることがあります。

素材の違い

インプラントには主にチタン系の素材が使用されています。素材の種類によって、骨との結合のしやすさや強度、耐久性に違いがあります。

純チタン

生体親和性に優れ、骨と強く結合しやすい素材です。金属アレルギーを起こしにくく、長期的に安定した結果が期待できます。

チタン合金

チタンに他の金属を加えて強度を高めた素材です。噛む力が強くかかる奥歯などの部位でも耐えられる強度を持ちます。

チタン・ニッケル合金(ニチノール)

しなやかで弾力性があり、噛む力や衝撃を吸収しやすい特性を持ちます。特定の症例やシステムで用いられることがあります。

表面処理の違い

骨との結合を促進するため、インプラント体の表面にはさまざまな加工が施されています。表面の性状は、治癒のスピードや初期の安定性に大きく影響します。

ブラスト処理

微粒子を吹き付けて表面に細かな凹凸をつくる方法です。ザラザラした表面にすることで骨が入り込みやすくなり、固定力を高めやすくなります。

酸処理

酸を用いて表面の不純物を取り除き、より微細な凹凸を形成する方法です。均一な表面を作ることで、骨との親和性を向上させます。

酸化処理

表面に酸化チタン層を形成することで、骨との結合をさらに強化する技術です。生体との親和性を高め、治癒をサポートします。

HAコーティング(ハイドロキシアパタイトコーティング)

骨の主成分であるハイドロキシアパタイトを表面にコーティングする方法です。骨と直接なじみやすくなり、結合を促進します。

形状・素材・表面処理の違いは、骨との結合性や治療後の安定性、長期的な維持に大きく関わります。口腔内の状態や治療の目的に応じて、適切な種類を選ぶことが重要です。

ストローマン製インプラントの特徴と強み

ストローマンは、スイスに本社を置くインプラントメーカーで、70カ国以上の歯科医療機関で取り扱われています。

長年にわたる研究と臨床データに基づき、さまざまな症例に対応しやすい製品を開発しています。

臨床データに基づく製品開発

ストローマンは、10年以上にわたる臨床データを蓄積しており、多くの研究・学術発表を通じて科学的根拠に基づく製品開発を行っています。

こうしたデータは、治療を検討する際の重要な判断材料となります。

骨との結合を考慮した表面加工技術

独自の「SLA®」や「SLActive®」といった表面加工技術を採用し、骨との結合を考慮した構造が設計されています。

治療初期の段階から安定を得やすいように工夫されており、経過を見守りながら進めることが可能です。

幅広い製品ラインナップ

インプラント体の形状やサイズが豊富に用意されており、骨量や部位に合わせた柔軟な治療計画が立てやすい点も特徴です。

さまざまな条件に対応できるため、幅広い症例での使用が可能です。

ストローマン製インプラントは、長年の臨床データに基づき、多様な症例に対応できる製品として、多くの歯科医院で採用されています。

【Q&A】インプラントのメーカー選び・種類・ストローマンについて解説

なぜインプラントのメーカー選びが重要ですか?
メーカーごとに構造や素材、加工技術が異なり、骨との結合や治療後の安定性に影響するためです。
インプラントにはどのような種類がありますか?
形状は「スクリュータイプ」と「シリンダータイプ」があり、素材や表面処理の違いによって、結合のしやすさや安定性が変わります。
ストローマン製インプラントにはどのような特徴がありますか?
長期的な臨床実績があり、骨との結合を促す独自技術を採用しています。多様な症例に対応できる豊富なラインナップも特徴です。

記事監修者

戸塚駅前内藤歯科 院長 内藤克仁

医療法人社団横浜歯友会

戸塚駅前内藤歯科 院長
内藤克仁(ないとうかつひと)

平成18年に横浜市戸塚区にて内藤歯科を開業。
令和3年より戸塚駅前内藤歯科を開業し、ストローマン社製インプラントを専門に歯科治療を行っています。
患者様に寄り添った治療を心掛けています。