5歳から15歳のお子様をお持ちの方で、将来虫歯のないきれいな永久歯をお子様にプレゼントしてあげたいとお考えの親御様、シーラントをご存知ですか？私が思うに最高の虫歯予防法はシーラントだと思います。どんな歯科治療よりも良い方法だと思いますよ。
「なぜか？」
虫歯の多くは歯の溝から発生するので、あらかじめ歯の溝をレジンで埋めてしまえば、まず虫歯になることはありません。非常に確実性の高い虫歯予防法になるんです。保険もききますので費用もさほどかかりません。日本中、ほとんどの歯医者さんでできます。削ったりしませんから、あまり怖い思いもさせません。
特に虫歯治療で苦労しているお父様、お母様、我が子には同じ思いをさせたくないと思うなら、子供のうちにこそシーラントをやっておいてあげるべきなんです。
子供の頃に虫歯を作らなければ、永久歯は10代後半で硬くなるので、大人になって虫歯で苦労することはほとんどなくなるんです。自分がした苦労を子供達にさせないためにもシーラントをしませんか？

当院ではお子様のシーラントに力を入れております。対象の年齢は永久歯が生えてくる5歳から15歳です。虫歯リスクの高い子は3、4歳の乳歯のシーラントからはじめてもよいかと思いますし、18歳くらいまでやってあげても良いかと思います。
私や当院スタッフの子供たちは4、5歳からシーラントをしておりまして、開業してから（令和4年）現在で15年近く経ちますが、スタッフの子供たちの永久歯の虫歯治療をしたことがありません。（30人以上）当院に定期的にシーラントをやりにくる一般の子供たちもみんな、虫歯とはほとんど無縁のお口の中になっていますよ。
シーラントをやるかやらないかで、虫歯の発生率はすごく違ってきます。この子たちは将来、虫歯治療とはほとんど縁のない人生を送ることでしょう。

一方、5歳から15歳の間に、永久歯にレジンや銀歯などの修復物を詰めてしまうと、そのうち歯と修復物との間に隙間ができてしまい、数年に1度、虫歯の再発と治療を繰り返すことになります。治療を繰り返すほど歯は少なくなります。結果、一生、子供時代の虫歯治療の後始末をやり続ける人生になってしまい、歯で苦労することになるわけです。結論、虫歯で苦労したくなければ、シーラント（5歳から15歳）をやっておきましょう。
シーラントを実際にやっている様子を当院YouTubeチャンネルで公開しておりますので、こちらからご覧ください。

30年前に比べて6歳臼歯虫歯は減少傾向にありますが、それでも今もなお半分以上は虫歯になっていますので、その前にシーラントをしておくのは大変意味のあることです。シーラントをしておけば、歯磨きを少々おろそかにしたところで、簡単に虫歯にならないからです。歯には山と溝があり、溝の深さは広くて深い子もいれば、狭くて浅い子もいて個性が色々あります。歯の溝の広くて深い子は簡単に虫歯になる傾向があり、歯ブラシだけではとても虫歯を防ぐことのできない子もいます。「子供の頃から歯が弱くて虫歯の治療ばかりしているんです。」なんておっしゃる方の多くは歯の質が弱いのではなく、まさにこのタイプ、つまり溝が広くて深いタイプの方が多いです。このタイプのお子さんにこそシーラントをしておきたいのです。まだ、シーラントをやっている子供は自分が何をされているかわからないと思いますが、親御さんは虫歯予防にはシーラントが非常に効果的であるということを知って連れてくるわけです。この子が将来、自分に虫歯がないのはシーラントをやったおかげであるということを実感できる日が来ることでしょう。歯医者さんに連れて行ってくれた親に感謝する日がくると思います。そしていつの日か、自分の子供もシーラントに連れていくようになるのではないかと思います。

削って詰める治療は良い治療ではありません。子供の頃に永久歯を虫歯にしてしまうと2度と取り返しがつかないわけで、5歳から15歳くらいの間、半年に1度くらいはシーラントをしに歯医者さんに連れて行く習慣をつけていただきたいものです。
当院のYouTubeチャンネルでは予防をはじめお口に関するお悩みについての動画を配信しております。こちらからぜひご覧ください。
当院は横浜市戸塚区の戸塚駅東口徒歩１分にある歯医者です。お近くの方はぜひいらしてください。当院の最大の目標は、年をとっても食事が快適にできるようにすることです。自分の歯を残せるように７名の歯科衛生士が活躍しておりますので、お口のお悩みをご相談ください。ゆっくりとお話をお伺いします。スタッフ一同お待ちしております。