横浜でインプラント治療を受けた方へ、医療費控除による還付金を賢く活用
- 2025年5月20日
- インプラント
インプラント治療は、見た目や噛む機能を回復するために非常に効果的な歯科治療です。ただしその分、費用も高額で、1本あたり30万~50万円程度かかるのが一般的です。特に横浜のような都市部では、高品質な治療を受けられる反面、費用負担も大きくなりがちです。しかし、こうしたインプラント治療は、条件を満たせば医療費控除の対象となり、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される可能性があります。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合、その超過分を所得から差し引き、税負担を軽減する制度です。控除の対象となるのは、本人または扶養家族のために支払った医療費であり、治療目的のインプラントであれば対象となります。ただし、美容目的や審美性のみを重視した場合は対象外になるので注意が必要です。
医療費控除の条件と計算方法
対象条件
* 自分自身や家族(同一生計の親族)のために支払った医療費であること
* その年の1月1日~12月31日の間に実際に支払った金額であること(未払い分は対象外)
控除額の計算
医療費控除額 = 実際に支払った医療費 – 保険金等で補填される金額 – 10万円(または総所得金額等の5%)
※保険金などの補填金とは、健康保険や生命保険から支給される保険金・給付金です。
※合計所得金額が200万円未満の方は、「合計所得金額の5%」が控除の基準額になります。
例えば、横浜で50万円のインプラント治療を受け、保険などの補填がなかった場合、医療費控除額は40万円程度となります。実際の還付額は、所得税率や扶養控除などにより異なりますので、詳細については税務署等にご確認ください。
申請の流れと注意点
医療費控除の申請は、毎年2月~3月の確定申告期間に行います。領収書や治療明細書、本人確認書類などの提出が必要です。申告し忘れてしまった場合でも、過去5年間は遡って申請可能です。横浜市内の税務署またはe-Taxを活用して、オンラインで申告することもできます。
クレジットカードで支払った場合は、「カードを利用した日(治療費の決済日)」が実際の支払日として扱われ、医療費控除の対象となります。
領収書は必ず保管しておきましょう。詳しい手続き方法は、[国税庁公式サイト(医療費控除)]をご覧ください。
また、以下のページでも還付金の詳細を紹介しています。
医療費控除とセルフメディケーション税制は併用について
歯科治療費の医療費控除は、セルフメディケーション税制との併用ができません。
セルフメディケーション税制とは、ドラッグストアなどで売っている市販の医薬品のうち、「セルフメディケーション対応」と記載がある商品を購入し、その合計額が年間12,000円を超えた方が、確定申告をすることで所得控除を受けられる制度のことです。
医療費控除とセルフメディケーション税制は併用できないため、どちらを申請するかは、その年に支払った金額や医薬品の購入状況などに応じて検討してください。
詳しい手続き方法は、[国税庁公式サイト(セルフメディケーション税制と通常の医療費控除との選択適用)]をご覧ください。
横浜でインプラントを検討中の方へ
横浜市でインプラント治療をご検討中の方は、医療法人社団横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科へぜひご相談ください。治療の質はもちろん、費用面でも丁寧な説明を行っています。当院で行っているインプラントの症例をHPに掲載しておりますのでご覧ください。横浜近郊でインプラントをご検討の方は、医療法人社団横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科へご相談ください。セカンドオピニオンも承っておりますので、お気軽にお問合せください。ご予約はWEBでも承っております。