歯が強い人と弱い人の差とは|インプラント歯科の横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科

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歯が強い人と弱い人の差とは|インプラント歯科の横浜歯友会 戸塚駅前内藤歯科

歯が強い人と弱い人の差とは

歯の強さ

歯の強い人このタイトルに興味を持ったあなたはおそらく歯の弱い人でしょう。もしくは、この頃少し歯に不安があるのかもしれませんね。世の中には、あまり歯磨きをしなくても歯がいい人がいる一方、一生懸命磨いていても、歯が弱く歯医者通いが多い人もいます。この差は、かなり大きく、人生の幸福度にも影響します。歯の弱い人は、自分は遺伝的に歯が弱いから仕方がないと思って諦めている方が多いです。
結論から申し上げますと、1、2か月に一回、歯科医院に行ってプラークを徹底的に取ってください。無理なら3か月に1回でも構いません。そして歯ブラシ指導を歯科衛生士さんに受けてください。そうすれば、歯の弱い人でも治療の回数はかなり減って、歯が残る人生になりますよ。
歯が強い人と弱い人の一番大きな差とは、その人に住み着いている細菌、これを口腔常在菌といって何百種類といるのですが、その中で悪い種類の細菌がいないかいるか?ここが大きな差になってきます。唾液の質や量、エナメル質の強度や厚さ、食事の回数などの他の要素もありますが、それらの要素よりも悪い細菌がいるかいないかの方が大きく影響します。悪い細菌がいない人は、どんな食生活をしていても、歯をほとんど磨かなくても、歯のことを気にとめることは普段ありません。よって歯医者に行く必要もなく、おそらくこの話は興味がないでしょう。悪い細菌がいる人は、過去に何回も虫歯になり、歯科治療で嫌な経験をしているので、結構神経質に歯を磨いてはいるが、それでも歯医者さんと治療の縁が切れない。おそらくあなたは悪い細菌がいるタイプなのではと思います。
悪い細菌とは、例えば、虫歯を作るミュータンス菌や歯周病を作るPg菌などの悪玉菌のことです。こういう細菌がいる方は、または多い方は歯が弱い方と言えます。悪玉菌を含むすべての口腔常在菌は他人からの唾液感染によって、後天的にあなたのお口の中住み着いた細菌ですが、今のことろの技術では悪玉菌だけ追い出すことは不可能なのです。ですから、あなたは一生悪玉菌と付き合っていかなくてはなりません。

プラーク除去前

でも諦めるには早いです。対応策があります。虫歯も歯周病も、予防ができる病気なのです。悪玉の細菌とはいえ、ミュータンス菌は唾液中に浮遊している時は何の害もないのです。ただし、プラークという細菌の塊になると悪さをします。だから、プラークになったら虫歯になる前に取ってしまえばいいわけです。また、歯周病を悪化させるPg菌も、歯肉からの出血がなければ仲間を増やせませんので、これも歯肉炎を治せばいい、つまりこちらもプラークを早く取ってしまえばいいわけです。虫歯も歯周病もプラークという細菌の集団が作る病気です。つまりプラークを早く取ってしまえば、虫歯も歯周病も起こらない病気なのです。ですから、どちらも予防法は単純です。「プラークをとれ!」以上です。

プラーク

「あなたの歯にくっついているプラークが敵なのです。」
歯科医院に行ってプラークを取ってもらってください。日頃の歯ブラシで半分も磨けていない人がほとんどです。自己流の歯ブラシや歯間ブラシだけではプラークは落としきれません。そのことは赤染すればわかります。電動歯ブラシを使おうが赤染してみればプラークは残っています。

歯 赤染

一生懸命歯ブラシをやればプラークが落とし切れると考えるのは、幻想だと思ってください。なので難しいことは考えずに、歯科衛生士さんにプラークを全部取ってもらいましょう。すると細菌はこの通り。

プラーク除去後

歯を攻撃することはできません。悪玉の細菌が住み着いている人でも大丈夫。歯が悪くなることはありません。プラークになったら、歯科衛生士さんに早く取ってもらいましょう。当院では、患者さんが赤染を嫌がらない限り、なるべく赤染を行った上でクリーニングをすることにより、確実なプラーク除去を目指しております。
また、歯肉からの出血がある際には、歯周病の細菌が活性化してしまいますので、歯肉炎の治療をいたします。しかし、唾液の中の口腔常在菌はまた、すぐに歯にくっついてプラークという細菌の塊を作ります。プラークがゼロの状態から、翌日にはうっすらとプラークが着きはじめ、一週間でプラークの厚みが最大になり、2週間で歯を攻撃しはじめます。ということから2週間に1回歯科衛生士さんによるプラーク除去が望ましいということになるのですが、さすがに通うのが難しいですよね。そこで、歯科衛生士さんによる歯ブラシ指導を受けて、効率の良い歯ブラシの方法を学んでください。次のクリーニングまでなるべくプラークが成熟しないように、ご自分で守ってください。2〜3か月に1度のクリーニングが理想だと思いますが、この期間は患者さんによってリスクが違うので一概には言えません。リスクの高い人は1か月に1回、リスクがあまりない方は半年に一回という感じになります。歯は大事です。
当院では7名全員15年以上のキャリアの歯科衛生士がおります。丁寧なプラーク除去や歯ブラシ指導に情熱をかけております。当院は横浜の戸塚駅東口徒歩1分にありアクセスも良いので、お近くの方はいらしてください。お口の中のお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。キッズスペースもございますので、お子様と一緒に定期検診に来ませんか?

記事監修者

戸塚駅前内藤歯科 院長 内藤克仁

戸塚駅前内藤歯科 院長
内藤克仁(ないとうかつひと)

平成18年に横浜市戸塚区にて内藤歯科を開業。
令和3年より戸塚駅前内藤歯科を開業し、ストローマン社製インプラントを専門に歯科治療を行っています。
患者様に寄り添った治療を心掛けています。